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夏が来た!! - 熱中症にはご注意を -

[2018.06.30]

「センセ,外はあっついわよぉ」
「アタシ,汗かいちゃったから血圧ダイジョブかしら?」
定期受診の女性が口々に云われる。

試しに表へ出てみると空は深く澄んだブルーで
「この日差しの強さにこの湿度
「もう真夏だな
と感じながらの29日だった。

明けて本日30日。

朝のNHKで天気図をみると
「ありゃりゃ,この太平洋高気圧……
梅雨前線は残っているものの梅雨明け間近の勢力である。

「もうひと雨あって梅雨明けかな」
なんて思ってブラウザを立ち上げると
何のことはない関東甲信地方は梅雨が明けていた。


別に学生でもないのに夏が来るとうれしい。

スイカに麦茶にアイスクリームにとうもろこしに……
あとは海水浴でしょ,プールでしょ,
林間学校,ってこれは死語か?,に
甲子園もある。

いっぱい遊んで
いっぱい汗を流して
いっぱい美味しいものを食べて飲んで……

「いい夏になるといいな

毎年そう思おう。

 


ただ熱中症には注意をしましょうね。

炎天下や暑い部屋,作業場で長時間過ごすときは

・のどが乾かなくても時間を決めて,30分に一度とか,水分をとる。

・時間を決めて,周囲の環境にもよるけど15から30分に一度涼しいところで休憩をとる。
エアコンが効いた部屋とか風通しのいい木陰とかでね。

・もちろん自宅で過ごすときはエアコンをつけておくこと。必ずつけておくこと。

・普段より1.5L以上余計に水分を取る場合は塩分補給も忘れずに。
1.5-2.0Lのうち500mlくらいはスポーツドリンクや電解質の入った経口補水液で。
塩分は梅干ひとつ,減塩で小さいのならふたつ,での補給でも良いと思います。

実はもうすでに熱中症の方が何人か来院され,
500-1000mlの点滴をしている当院事情。

とにかく水分補給と体の冷却が大切。

また頭痛やふらつき,悪心嘔吐,筋肉のけいれんなど,
なんでも構いません,体の不調を覚えたら
「あれ?これって熱中症かな?
そう考えてください。

そして水分を摂ってしばらく涼しいところで休んでください。

それでも症状が改善しないときはすみやかに医療機関にご相談ください。

「もうちょっとがんばれそう…」
は命取りでございますよ。

 

それではみなさま

素敵な夏を過ごされることを…

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