ヨーロッパでの感染拡大
ご存知のように日本ではSARS-CoV-2感染は沈静化しています。
しかしヨーロッパでの感染拡大が報道されており,最近は過去最高と。
ワクチン3回目接種が急務かもしれないと。
しかし報道されていないのが死亡者数。
感染者数が増加すれば死亡者数も増えるので増加はしているが,
死亡者数の増加はあまり顕著ではなく,
昨年秋から今年の2月頃までの爆発的な増加には比ぶべくもありません。
やはり今でもワクチン効果は十分にあると考えてよく,3回目接種は慌てなくてもいいようです。
なぜマスコミやいわゆる専門家の方々がかの地での感染拡大の理由の一つに「ワクチンの効果が薄れて……」としいるのは,それ以外に思いつかないから。
ホントに謎なのです。
偉そうに書いていますが,アタシも思いつきません。
以前にウイルス側の事情で感染が収まったのであろう,と書きました。
今でもそう考えていますが,ヨーロッパでの“いまさら”の拡大はウイルス側の事情なのか,東アジアのファクターXなどのようなホスト側の事情なのか推測できません。
拡大の主役は今でもデルタ株のようです。
入国制限を緩くしていこうという政府ですが,
これまでも緊急事態宣言などにはあまり大きな効果を認めていないアタシですが,
入国制限はしばらくしっかりやったほうがいいかもしれません。
新型株ではないにしろ,ヨーロッパのデルタは日本のそれと仕様がちがうのかも……。
もう少しベーシックなウイルス学的な研究,知見を知りたいものです。
ただしここでも救いはスウェーデン。
ノーガード&集団免疫という大人な対応をしたかの国では感染拡大は見られていません。
日本の緊急事態宣言は超々中途半端だったので準スウェーデン方式ともとれますが……。
個人的にはわが国においては集団免疫効果は現時点ではあまりないのではと考えています。
……
あと,比較的ロックダウン的な制限をきつくしていた地域での拡大は仕方ありません。
おそらくこの辺は集団免疫的な要素が強いのだと思います。
……
ウイルスの感染力や感染様式,今後の感染抑制シナリオについても思うところはありますが,
まずはわがスワローズの日本シリーズに集中してまいります。
ドームで決めようぜ!!!